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シンプル、簡単な構造で高い効果を発揮します。
荷重を効果的に分散し、部材への負担を軽減します。
斜面に点在する複数の岩塊の挙動をまとめて抑制できる落石予防工法です。
制御金具・分散金具の効果で、アンカー及びワイヤロープに過度の負担をかけません。
部材数が少なく軽量で、施工性に優れています。
構造・特徴

制御金具でワイヤロープの破断を防止(A)

40kNで滑動する部材をワイヤロープに取り付け(40kN×2個=80kN)過度の負担による部材の破壊を防止します。
荷重を集積し、等分に伝達(B)

下部吊りワイヤロープに作用する荷重を集積金具で集積し、上部吊りワイヤロープ及び上部ロックアンカーにその荷重を均等に分散します。
アンカーが小さく施工が容易(C)

クロスティングポイントに使用するミニアンカーに高強度の樹脂系接着剤を用いることで、施工が容易になりました。

荷重を分散し、部材の負担軽減(D)

下部吊りワイヤロープやロックアンカーに作用する荷重を分散金具で分散し、集積金具に確実に伝達します。
実験・性能
動的解析による落石挙動シミュレーションと静的引張実験
動的応答解析ソフトLS-DYNAで岩塊群をモデル化し、斜面の摩擦力が低下した場合や地震動を与えた場合の各部材に加わる張力を算出することも可能です。
岩塊を想定した静的引張実験を
行い、部材応力の測定や、
荷重の伝達性を実証しました。
性能比較表
